転職

(広告)転職エージェントは掛け持ちすべき?【時間に余裕があるならOK】

2020年4月5日

概要

いざ転職活動を始めようと思った際に、複数の転職エージェントを掛け持ちすべきか迷ったことはないでしょうか?

このページでは私の組込みエンジニアとしての過去の転職経験から疑問や不安だったことを備忘録の意味も込めて記載していきます。転職をしようと思った際にはじめに悩んだポイントが、複数の転職エージェントに登録すべきか?ということでした。結論から言うと複数の転職エージェントを掛け持ちしました。

短期間で内定をもらうつもりだったので、少しでも多くの案件を紹介してもらいたいという理由からでした。ただし今ではこれは失敗だったと思っています。

転職サイトと転職エージェント

まずは簡単に転職サイトと転職エージェントの違いからざっくり説明します。

  • 転職サイト:企業や転職エージェントから登録者にポジションやセミナー・面談のオファーが来る。今すぐ転職しようとは思っていないけど、情報は欲しい人向け。
  • 転職エージェント:企業と求職者の仲介をするサービス。登録者に対して担当者が付き、面談を通して具体的な転職プロセスが始まる。転職活動をする準備が整っている人向け。

転職サイトとは例えば以下のようなもの。

転職エージェントとは例えば以下のようなもの。

転職サイトはいくつ登録しても問題ありませんが、転職エージェントは登録完了したら担当者がついて電話がかかってくるので本気で転職活動する時まで待った方が良いです。

自分の場合転職サイトは実際に転職を決意する数年前から登録していましたが、いざ転職しようと思った際に転職エージェントを3つ登録しました。

案件を多く紹介してもらえるのか?

それぞれのエージェントからは大体10社程度紹介していただきました。その中には確かに重複しない案件が含まれていることもありましたので、複数エージェントに同時に登録することには一定の意味があるとは思います。

ただし、実際には8割くらい同じオファーでした。この時点で既に転職エージェントと面談をして条件や時期の希望などを伝えていたので、全てを断ることも気が引けてしまい・・・。結果的に各エージェントごとに数社ずつ応募することでお茶を濁してしまいました。

掛け持ちすることのデメリット

私の経験からは同時に複数エージェントに登録することはデメリットの方が大きいと思います。

エージェントとのやりとりが増える

単純にエージェントとのやりとりに費やす時間が増えます。選考が進んでいくとエージェントから平日にちょくちょく電話がかかってくるようになりますので、多少なりとも現在の業務に影響があります。もちろん時間には気を遣ってくれますので昼休みや定時後に連絡してはくれますが、エージェントにも勤務時間の制約がありますので完全にこちらの要望でコミュニケーションできるわけではありません。

面接のスケジュール管理が面倒になる

複数のエージェントで選考を進めると、当然ながら面接の日程調整が煩雑になります。一つのエージェントであれば選考ごとの進捗具合や志望度合いで面接の優先度を一緒に考えてもらえます。

管理できないほど応募してしまう

エージェントごとに複数社に対して応募して書類選考にたくさん通ってしまうことがあります。こうなると10社とかから一次面接のオファーが来て、現在の業務を続けながら同時に進められる規模を超えてしまいます。

どうすべきだったか?

私の場合は3ヶ月程度の短期間で絶対に転職すると決めていましたが、半年以上の時間的余裕がある状況で転職を考え、時期をずらして登録すればよかったと思っています。逆に短期間で転職したい場合は一つに絞った方が良いです。

転職エージェントは利用できる期間が決まっており3ヶ月のところが多いです。3ヶ月で内定をもらえなければその転職エージェントとのサービスは終わりです。実際には同じ時期であればどの転職エージェントでも紹介してもらえる案件に大差はないので、あとは担当者との相性となります。

また、新卒採用と違って中途採用の場合は自分が転職したいと思ったタイミングで希望する企業が採用活動をしているかどうかは運次第です。登録してから3ヶ月の間に自分の希望する業界・企業が採用活動をしているとは限りません。